「査定金額」と「相場」の違い


さて、査定する会社によって査定金額が変わると、前項で述べましたが、その理由は次の事が原因です。

①ディーラーによって査定基準額が異なっている
②中古車販売店でも、査定額の基準が違う
③査定の基本となっている「赤本」を使う会社と使わない会社がある
④日本自動車査定協会の査定士の資格を持った査定士がいる
⑤オークションの成約額をベースにして、金額を決めている会社もある
さて、各々の理由はと言いますと

①の理由ですが、これは自社の新車を販売促進する上で、必然的にこのような傾向になります。つまり、下取りする車が自社メーカーの車なら、同じランクの他メーカーの車より、当然のごとく、査定額は高くなる。このことで、自社製品の“価値”を高く保たせて、購入しようとする顧客の満足感や優越感を刺激する効果が有ります。つまりは「このメーカーの車を乗り続ければ、このような良い査定額が付けて貰えるので、安心して乗り換える事が出来る」と思わせることができ、顧客の囲い込みになるからです。

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※といっても、他メーカーの車の査定額が安すぎるのかと言うと、そうではありません。
実際には、他メーカーからの乗り換えも促進する事で、販売のシェアを拡げて行くことになるのですから、それなりの金額は付けるでしょう。いや、他社メーカー下取りには、各メーカー何らかの対策を行っているはずですが、部外者である我々には、詳細はうかがい知ることはできません。これは新車値引き等と併せて行われているようです。

②中古車販売店でも、査定基準が違うと書きました。
 実は中古車販売店や、買取り店で行っているのは「査定」では無く、実際は自動車の評価といえばお分かりでしょうか。彼らが行っているのは、まさしく「車の評価」その物です。即ち、新車登録時からの経過年数を考慮して、その車の消耗度合いを調べているのです。そしてその評価から導きだされた、外装の評価、内装の評価、エンジンの具合や、足回り、タイヤ、そして装備品の評価等から、その時のオークションでの落札金額を考慮して買取り金額や下取り金額を決める判断材料にしています。

③自動車業界には「赤本」と呼ばれている、小冊子が有ります。この本に書かれているのは、各メーカーから出されている自動車の新車価格や、新車のグレードの違いによる流通価格と基本査定額が載っています。国産車版、輸入車版、商用車版とあり、この赤本の金額を基準にして査定したり、また、保険会社の事故のアジャスター等が全損事故の場合のその車の全損額を決める場合の基準にしています。

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④査定士という名称を知っているでしょうか?
実は日本には、財団法人日本自動車査定協会があります。この日本自動車査定協会の試験を受けて合格した者が査定士の資格を有し、査定業務を行うことができると言うことです。
日本自動車査定協会についての詳細は別の項で紹介します。

⑤オークションの成約額を基準にして、買取り金額を決めている。
大抵の買い取り専門店が、この方法ではないでしょうか。勿論、一台一台の車の評価を行って上での買取り金額を決定する事は言うまでもありません。つまり相場を見て判断している事になります。

以上が、「査定金額」と「相場」に関する説明です。


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