中古車の冷却水点検


これを読んでいただいている皆さんは中古車を購入するときに、自動車の冷却水は確認されているでしょうか?
確立的には低いのですが冷却水に関係する大きな故障があるので注意が必要です。

普通に販売している中古車店では悪いところを見つけて直し販売しているのですが、
その故障が見抜けない、もしくは店頭では出せない車をヤフオク等で処分しているところもあると聞きます。
そのような車を掴まされると高額な修理代がかかると思われます。
ここで見抜きたい事は以下のとおりです。

1.ヘッドガスケットが抜けていないか確認…細かい説明は省きますがこの場合高額な修理がかかります。
2.オーバーヒートをしていないか確認…エンジンが歪んでいる可能性大です。当然高額な修理代がかかります。
3.冷却水は通常減ることはありえない。サブタンク内の液が規定値の下まで蒸発して減る程度である。
これを踏まえて点検するポイントをお伝えしたいと思います。エンジンが冷えた状態での確認をしてください。

・ラジエーターアッパーホースを握って感触を確かめる。

まずはボンネットを開けてください。
ラジエターの場所は分かるでしょうか?
バンパー中央裏についている大き目の部品です。
そのラジエーターの上下には必ず7センチ程度のゴムホースがあります。
上に付いているホースをアッパーホースと呼んでいます。
ここを握ってみて確認して感触を確認欲しいのです。
以下パターン別でお伝えします。

1.ホース内に冷却水が入っているのが感触で分かる…この車は問題ないかと思われます。

2.握ってみてゴムの弾力だけで水が入ってない感触…冷却水が入っていません。もれている場所が必ずあるはずです。
場合によっては握った時にもれている箇所が分かるかもしれません。

3.握った感触が「バリバリ」する…ホース内に錆が堆積しているか、ホースが痛んでいるかもしれません。
まずメンテナンスはしていない車が多い。これも避けたほうがいいと思われます。
オーバーヒートしている可能性もあり、古い車によくあるパターンです。

・ラジエーターを目視する。

もし漏れているようであれば何処かが湿っているはずです。
ジワジワ漏れているようであれば緑色の粉、もしくは赤い粉が付着しているはず。
同時に独特の匂いもするはずです。

・ラジエターサブタンクを確認する。

タンク周りに茶色の噴射したような跡があるかを確認してください。
この症状があるならばオーバーヒートを起こしている車両です。
場合によってはエンジンが歪んでいるかもしれません。
茶色でなくても冷却水があふれているならヘッドガスケットの故障と推測できます。

1.適量である、もしくは規定値の下辺りであるならばまず問題はないと思われます。

2.全く無い場合は必ず漏れている箇所があるはずですので漏れた箇所が分からないなら避けたほうが賢明です。

3.また逆にタンクいっぱいに水が入っているなら少しずつですがヘッドガスケットが抜けているかもしれません。

(ここから下は時間と状況が許される場合のチェック項目です。)

・ラジエーターのキャップを開けて確認する。

キャップを開けて確認してください。

1.水が入っていない…確実に水がどこからか逃げています。抜けたところは湿っているもしくは粉がついている。

2.色が茶色…メンテの悪い車と判断できそうです。一度オーバーヒートしている可能性あり。
ヒーターが効かない車もあるので同時にチェックしたいところです。

3.水にオイルが浮いている…ヘッドガスケットが抜けています。

・キャップを開けたままエンジンを始動する。

ここで確認することはヘッドガスケットが抜けていないかの確認です。
エンジンを始動する前にオイルゲージとオイルフィラーキャップを確認します。オイルの通り道に水が逃げていないかを確認します。
白く変色していればダメだと思ってください。
それからエンジンを始動しラジエーターの口から冷却水が吹き返すようでしたら間違いなくヘッドガスケットが抜けています。

私個人の見解ですが、冷却水のトラブルは大きな故障に繋がります。
それが大きなダメージに発展する車は確率的に低いと思いますが販売価格が安すぎる、もしくはヤフオク等の個人売買であるならばハズレを引く可能性はかなり上がると思って間違いない思います。
上記の知恵を活用していたければと思います。

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