修復歴についての考察


これから先中古車を購入するかもしれない皆様に損をしないためにも、
今からお伝えする事項を頭の片隅にでも留めておいて欲しいのです。

今回の話はあくまで確立的な話ですが、リスクをヘッジすると
いう意味で理解して頂けると助かります。このキーワードに注目してみたいと思います。

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 「修復歴(しゅうふくれき)」 https://ja.wikipedia.org/wiki/修復歴
について考察したみたいと思います。

 ウィキペディアを見て解説を理解しようとすると文章が抽象的で理解しにくいと思います。噛み砕い
た表現すると「過去に事故をして構造上大事な部分に修理した所がある車」ということです。

 この言葉を聞いたことがあるでしょうか?ヤフオクの自動車売買でも「修復暦:わからない」という
表記を多く見かけます。実は判断がとても難しいのです。重大なクレームになる可能性があるため、恐
らく大丈夫だけど万が一の為「わからない」とするのだと考えます。

 いわゆるオークション会場での検査員と呼ばれる方はこれを見ているといっても過言ではないと思い
ます。何しろダイレクトに車の価値が決まってしまう事項ですから。

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1.「修復暦か否か」
 修復暦有、無し…過去に事故している、していないということですね。これを理解するには定義を理解
する必要があります。それは上記の「構造上大事な部分に修理」というところ。

 事故をして大掛かりな修理をしている車も、小さな事故で走行に全く問題ない小さなシワのある車でも
修復暦という同じカテゴリーになるのです。

 逆に考えてみますと次に売ることを考えなければ、軽い修復暦車はいい買い物ができるということもある
ということです。実際オートオークション会場内でこのような車両は多いです。
 
 昨今修理技術が向上しているから修復暦のある車でも大丈夫!と思っていたら危ないですよ。なぜなら大
きな事故を修理するためには高い費用が発生するのです。だから妥協している修理の車も数多く存在し、
そのような車に限って「どーせオークションで処分するから適当に直しておけ」的な車も混ざっています。
安く直して高く売ってやろうという人も多く存在し挙句の果てにはサクラまで投入して価格を吊り上げますよ。

 オートオークションでは、わざと吸気系のセンサーのコネクターを外して「アクセル踏んでも回転数が上が
らない…この車は調子が悪い」と見せかけ、競争相手を減らそうとする人もいます。騙し騙されという水面下
の駆け引きが多いことも知っておいて損は無いかと思います。

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2.「修復暦を見分ける」

一般ユーザーが見分けることは難しいですが誰でも出来そうなことを考えてみました。
修復暦の判断はできませんが疑うための判断材料にはなるはずです。
・ヘッドライトを見て片側がきれい
これはきれいなヘッドライトのほうが事故をしていると思って正解です。

・タイヤとボディの間に手を突っ込み左右と比較して足回りがずれていないか確認する。
もし隙間が違うなら危ない物件ですよ・

・ボディの色の違いを見る
下手な修理をしているボディはそこだけ色が違って見える

・ボンネット、ドア及びトランクの裏の耳の部分には錆びないようにシーラーと呼ばれるコーキング材は塗布
されています。板金修理されているパネルはこの部分に爪を立てるとプチプチとした感触があるはずです。
これにより判断します。

・ドアやボンネットの固定しているボルトを観察する
格パネルを固定しているボルトを緩めると塗装されたボルトの角の塗装がはがれます。これを確認することに
よって事故によってパネルを外した可能性あると判断材料になります。

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上記を踏まえて下記のような判断が出来ると思うのです。
例えば

・パターン1 
ボンネットが外されている、右前フェンダーが外されている、右ヘッドライトがきれいだ
これは走行中右前をどこかにぶつけた事故の可能性。逆パターンも同様です。
・パターン2
左右フェンダー外されている、ボンネットが外されている。
これは正面衝突及び追突した事故の可能性あり。
・パターン3
右前フェンダーを外されている、右前ドアが外されている
これは横からぶつかってきた、もしくは走行中電柱等で擦るような接触事故
・パターン4
トランクが外されている。
いわゆるオカマを掘られた、後ろから追突された事故です。

以上4パターンを出してみましたが。
パネルを脱着している車であるなら避けたほうが賢明です。

ただどうしてもそれが欲しい車であるなら上記のこのことを店員に聞いてみてください。理論立て説明できる
ならばそのお店ならば信用できるかもしれません。何せ店員も分からず販売している方も多いですので。

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3.「修復暦で商売」
 修復暦車を買い集めてそれを商売にしている業者が数多く存在しています。残念ながら私は見分け方を知らない
のですが、この手の車屋さんは上記パターンの車が多いです。判断しやすく分かりやすい車が多い。
「事故暦、修復暦」というキーワードに敏感らしいです。
この言葉をぶつけると態度が急に変わるとか…そんな話聞いたことがあります。

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